新型セローのスイングアームピポットベアリング化

連休も後半に入って晴天が続いているのですが、なんかちょっと左膝あたりの調子が悪い
先月庭の手入れをしていたときに、ちょっと変な足の付き方をしたのか、翌日から膝の両脇の筋に
痛みが出る様になってしまいました

そのまま放置でツーリングにも行ったりしてたら別の場所も痛くなったりして(笑)
医者に行っても加齢による筋力の低下と・・・みたいな事言われるのはわかっているのでもう少し
様子を見てから整形外科に行ってみようかと思い、薬局でボルタレンゲルを買って塗り塗りしてます
(若干痛みが治まったかも)

さて、そんなこんなで連休後半も晴天が続いているので、道路はあちこちで激しく渋滞していますね~
足の痛みもあるので、万全な状況じゃないと出掛ける気にならない私は、普段あまりしない掃除や片付
なんかをいたのですが、そういやまだやって無い事がありました!

そう、新型セローのスイングアームピポットのベアリング化とフロントサスのスラストベアリング挿入
部品は昨年11月に買いそろえてはあったのですが、ようやく重い腰を上げる気になりました(笑)
以前1回施工はしているので、要領はわかっています
部品も同じ様に揃えてあります
一応、新品のブッシュも2個買ってあります(いまのやつを壊すかも知れないので)

今回購入した部品は以下になります
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ヤマハ純正 ブッシュ(2X6) 90386-18099 2個
日本トムソン製 スラストニードルベアリング NTB1629 2枚
日本トムソン製 スラストベアリング(スラストワッシャ) AS1629 4枚
NTN製 シェル形針状ころ軸受HK形(オープンエンド両側シール形) HK1816LL/3AS 4個

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部品は昨年11月にモノタロウで手配していたので、約半年かけて熟成させてみました的な?
ベアリングに関しては片側2個ずつではなく、長さの長いタイプを1個ずつ入れてる人も居るみたい
今回、秘密兵器としてベアリングプーラーを買ってみました
Somusen パイロットベアリングプーラーセット 8-29mm(←Amazonに飛びます)
密林で安かったので、いざって時に使えますから持っていてもいいかなと思って ←いざっていつ?(笑)
セローのリアサスリンク部です(分解前)
今回、はずしたリンクのシャフトは、リンクレバー右側とリアサスを固定しているシャフトの2本だけです
まだ新型セローの走行距離が大した事無いので、他のシャフトは今回外しませんでした(点検はしましたけどね)
リアホイールのオイルシール部
まだ掃除していませんが、すごく綺麗でした
リアホイールのシャフト
結構グリスがしっかり塗ってあったので、SOXさんで納車整備をきっちりやってくれていたと思われ
当然錆とかもなく綺麗なシャフトです

スイングアームを外したところ
リンクレバーは点検だけして外していません
チェーン回りが油だらけだったので綺麗に掃除しました
外したついでにリアホイール回りをお掃除します(結構汚れてました)

本当ならこのベアリングプーラー使って簡単にブッシュが抜ける予定だったのですけど、スイングアーム
ピポットにグリスがたっぷり入っていたので、多少拭き取ったくらいでは何回やっても滑るのです
そうかと言って、中に挿入するボルトを締め付け過ぎると、今度は外側に膨らみ過ぎて外れないし (T-T)
結局、片側は破壊しました(笑)
最初からブッシュを叩けば良かったぜ、みたいな感じで普通にスポンと外れました
片側だけ外れやすい様に縁を破壊したのですが、そのまま叩けば外れたっぽいです(あっと言う間に)
片側外れると14mmのソケットが入る様になるので、より引っかかりが強くなって外し易くなります

最初ゴムハンマーで叩いていたのですが、やはり鉄のハンマーじゃないと力が伝わらない様ですね
鉄ハンマーで叩いたら、一回で抜けましたよ
ちなみに、叩くのに使ったのはソケットレンチの長いシャフトです
ピボット内をウエスで綺麗に掃除して、軽くグリスを塗ったらベアリングを挿入します
スイングアームも、当然ながら錆とかもなく綺麗です
今回、ベアリングは叩いたりせず、少しずつ圧入してます(最初だけゴムハンマーで少し叩いて入れました)
縁まで入ったら、17mmのソケットを当ててさらに圧入していきます
ベアリング2個で、だいたい縁から6mmくらい中に入ります
ベアリングが入ったら、新品のブッシュを5mm幅に切って蓋をして、モリブデングリスをたっぷりと入れて
元に戻します
ちなみに、今回はブッシュ内側をヤスリがけして削っていません
抵抗になるので、少し内側を削って細くするのですが、厚さ5mmしか無いので大した事ありませんので、
逆に隙間を作らない事で、水の浸入防止のためにあえて削りませんでした

ちなみに、スイングアームの取り付けが1人だと結構大変だったので写真は無し
リアホイールも下から何か持ち上げるものが無いと、取付けが結構大変なんですよね
リアが終わったら、次はフロントサスにスラストベアリングとスラストワッシャーを入れる作業です
フロントサスのアッパーボルトを取り外して、中のスペーサーチューブを取り出します
次に、スラストワッシャーでベアリングをサンドイッチにした状態で中に入れて、上からスペーサー
チューブを入れてアッパーボルトで蓋をすれば完了です

前回の旧セローの時には、スペーサーの上にベアリングを乗せたのですが(ボルト外して入れただけ)
今回は、スペーサーを取り出してからスプリングの上にワッシャーとベアリングを入れて、その上に
スペーサーを入れています
アッパーボルトを外したところ
肉眼では中が見えたのですが、写真では写っていませんね
ベアリングは既に挿入したところです
で、前後サスのベアリング挿入作業がようやく終了
旧セローの時に作業した時より時間は掛かりませんでした
やはり、ブッシュは叩いて打ち抜くのが一番でしたね

フロントサスは少しだけ粘っこくなったのと、リアサスは心なしかスムーズに軽く動くようになりました
連休中に試し乗り出来たらしてみようと思います

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • スイングアームのブッシュってかなり硬く嵌ってるのでので手っ取り早く破壊しちゃった方が体力y的にも楽ですよね。
    あぁ懐かしいなぁって思いながら拝見してました。
    セローって言えばニュートラルスイッチも弱点なんですよね・・
    最終型でも同じかな?

  • makiさん>
    いや~、今回はプーラーでスンナリ抜ける筈だったんですが(笑)
    結局、叩いて出した方が早いというのが証明されちゃいました
    まあ前回よりは、断然時間は掛かっていませんけどね

    ニュートラルスイッチに支障が出るのは3万とか5万キロ以上走っていると出て来るみたいです
    なので当分は大丈夫かと
    これ部品価格は安いので部品だけ在庫しておこうかな?

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