セロー フロントウィンカーポジション化計画

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今日は午前中は晴れていたので午後も天気が良いのかと思ったら曇り空
いまいちテンションが上がらなかったので、セローのウィンカーポジション化計画を発動しました。
一応、車輌運送法とかいろいろ調べてみたのですが、どうやら二輪車には自動車の様な車幅灯という概念は無いみたいな感じ・・・
自動車の場合は、製造年が2007年以前と以降では車幅灯(ポジションランプ)の色とか位置の制限があるようですけど、二輪については良くわからず。
一応、自動車の場合はウィンカーと構造が同一では無い場合、基本的に白色、ウィンカーと構造を同じくする場合は黄色もしくはオレンジとの事。
現在でも、ホンダとヤマハの一部車種ではウィンカーをポジション化している車種はあるようなので良しとします。
さて、前回すでにウィンカーのLED化は完了しているので今回用意したのはこれ↓
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KIJIMA ポジションユニット 304-0527 定価¥3,500
KIJIMA ランプスイッチ   304-616  定価¥1,800
ちょっと高めですが、KIJIMAさんのなので間違いはありません。
注.KIJIMAランプスイッチですが、純正ハンドルだと何か噛ませないとハンドルに付けてもユルユルです。
  今回は幅広の結束バンドを巻いた上から無理矢理ハンドルスイッチを付けて締め上げてます。
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次に用意したのは、ギボシ端子と圧着工具。
圧着工具はHOZAN製なので間違いありません。
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さっそく作業開始。
とりあえず身ぐるみ全て剥ぎます。
シート、サイドカバー左右、タンクシュラウド左右、書類入れ&工具入れカバー、さらにはフロントスクリーンも外してライトユニットも緩めておきます。
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こんな感じ。
養生テープで留めてあるのは工具入れに収まっていたETCの配線です。
なぜこんなに身ぐるみ剥がないといけないかと言うと、ウィンカー配線の車体との接続部分まで辿り着かないといけないからなのです。
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右側のウィンカー配線です。
緑と黒のペアになっているものがそうです。
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左側も同じ様に。
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左側は茶色と黒のペアになっているものがそうです。
実は純正のウィンカー配線はおそらく2極コネクタで接続されているだろうと思っていたので、2極コネクタを作り直せば綺麗に配線に割り込ませられるな~というのが本体配線接続部まで辿った理由です。
しか~し、純正も単なるギボシでしかも1本ずつ・・・・これならバラさずに途中で切断して割り込ませても良かったかなと思いました。
まあ、それにしてもセローの配線舐めてました
こんなに大変とは (>_<)
しかも、メインハーネスが書類入れや工具入れになっているトレー部分の下なんですよね。
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なのでトレーも、さくっと外しました。
これ外すためにタンクのボルトも3本外しました。 (-_-;)
さすがオフロード車、整備性悪すぎです。
ほとんどの時間は、このウィンカー配線を表に出す作業に費やしました。
ちなみにハーネスを見ていて思ったんですけど、セローは防水コネクタの使用が少ないですね。
NINJAは外に出ているコネクタはほぼ全て防水タイプを使用しています。
写真を見てもわかるとおり、防水タイプとそうでないコネクタが混在しています。
コストダウンなのだと思いますけど、オフ車の方がより過酷だと思うんですけど
まあ、いまのところ雨による電気系統のトラブルは経験していませんけど、ハーネスの汚れ具合を見る限り防水コネクタの方が良くね?と思うのは私だけでしょうか・・・
さて、ここまでくれば、あとは線同士を結線していくだけ。
キジマさんの配線図は、素人でもわかりやすいので楽ちんです。
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付属の配線図は白黒でわかりにくいので、カラーにしてみました(笑)
今回、ポジションをON/OFF出来る様にハンドルにスイッチを付けましたので少しだけ配線が増えてます。
なのでスイッチONでつきっぱでも構わないという人は、このスイッチは不要です。
昔のバイクはメインキーにポジションスイッチが付いてたものが多かった気がします。
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リレーの配線が終わった図
このポジション化リレーですけど、結構大きめです。
最初は右側の工具入れにETC配線と一緒に入れる予定でしたが、タンクの裏側が丁度少し空いていたのでそこに押し込みました。
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ETCの配線と一緒に結束バンドで止めてありますが、凄いことになってます。
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左側のはHIDの配線です。
最近、LEDヘッドライトバルブも安くなって来ているのでHIDより圧倒的に配線が少ないのでちょっと興味あります。
さっそく、動作させてみましたがなかなか良い感じ。
スモール点灯後にウィンカーを付けると一旦消灯してから付きます。
ハザードも確認して作業完了。
動作状態は動画で撮ってみました。
ポジションキット動作状況 → その1
             → その2(エンジン始動状態)
作業を始めたのが14時過ぎから始めたのですが、終わった時にはすっかり暗くなっていました。
動作テストには丁度良かったですけど。
ウィンカーのポジション化は、車体が細いセローの様なバイクには視認性アップにかなりの効果がありますね。
特に霧の時や降雨時には黄色は良く見えるので安心です。
ヤマハさんもカラーリングばっかり変えてないで、少しはこういう安全装備を増やしてほしいですよね。
わかってはいましたが、セローの配線いじるのは大変ですね(笑)
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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • またまた素晴らしいネタを!!ありがとうございます。
    原付2種のGROMでさえポジションランプ付いているんだから、セローに無いというのはなんだかなぁですね。
    切り替えスイッチ付けなければ更に安価になるので、真似しててみたい気がしますが、配線の引き回しがめんどくさそうで・・ウインカーの時のように気軽にできないのが心残りです。
    でもきっとそのうち・・・(笑)

  • makiさん>
    ふっふっふ
    makiさんもウィンカーをLED化したところですから、ポジション化してもバッテリーの負担はあまりありませんよね~?(笑)
    切替スイッチは特にこだわらなければ、ホームセンターで売ってるトグルスイッチでも良かったんですけどね。(安いし)
    ハンドルに付けるのに面倒なのでバイク用をチェイスしただけですので。
    配線は本体側との接続が単なるギボシ端子ということが最初からわかっていれば、タンク下あたりでウィンカー配線を切断して割り込ませたんですが。
    2極コネクタだとばかり思っていたのでメインハーネスまでアクセスしてしまいました。
    戻すのが面倒なので、さくっと切断がよろしいかと
    視認性はすこぶる良くなるので是非!

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