NINJAのクーラント交換

エンジンのクーラント交換について解説していた動画を、たまたま見ていたのですが、そういや
NINJAのクーラント交換してないな~と f^^;)
調べてみたら、クーラントを最後に交換したのは2018年の10月でした
てことは・・・6年半も経過してます

整備マニュアルで交換時期を調べてみたら、推奨交換時期は4年毎となっています
こりゃ~、まずいってんですぐにクーラントを手配しましたよ

なんでも、冷却自体はとりあえず入っていれば問題は無いらしいのですが、経年でクーラントが
劣化してくると防錆性能が落ちてくるらしく、最悪の場合はウォータージャケットが錆びて冷却
性能が著しく落ちるとの事でした
あと、ラジエーターキャップの重要性も解説していたので、ラジエーターキャップも手配しました

考えてみたら、クーラントの交換って自分でしたこと無いんですよね
いつもバイク屋さんで修理の時にやってもらっていたので
なので、今回は安心の純正品を手配しました

あと、純正品のドレンワッシャーは、M6のアルミ製なのですが、今回は銅製を手配しました
純正のドレンワッシャーを手配するのを忘れたので、どうせならとセットのやつを購入

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まずは、左右のカウルを外していきます
次に、クーラントのリザーブタンクのボルト2本とホースを外して、リザーブタンクを外します
ラジエーターキャップが、結構錆びて来ていますね
リザーブタンクに入っていたクーラントを抜いたところ
なんか、砂の様な黒いつぶつぶがたくさん出て来ました(錆?)
次に、クーラントのドレンボルトを外して、クーラントを抜いていきます
ラジエーターキャップを外しておくと、いきなり飛び出してくるので最初はキャップはしたまま
出て来たら、ラジエーターキャップを外すと勢い良く出て来ます
クーラントが出て来なくなったら、水を注入して出て来るクーラントが透明になるまで続けます
ドレンボルトと、アルミ製の純正ワッシャーと銅製の新品ワッシャーです
M6なのですが、銅製の方が一回り大きかったです
今回、密林で購入した銅ワッシャーセットです
M6からM20まで入ってます
純正のクーラントは希釈タイプなので、あらかじめ1Lの水道水を入れたボトルを用意します
(これウォッシャー液のボトルです)
クーラント1Lを入れて2L作りました(50%希釈です)
整備マニュアルには、50%希釈で-36度仕様にしてくださいと書いてありました
ラジエーターキャップを外して、少しずつクーラントを注いで行きます
あまり勢い良く入れると溢れるので注意が必要です
2L作りましたが、1.9Lくらいで溢れてしまいました

ここでエンジンを掛けてエア抜きをしていきます
しばらくすると、泡が出てきて少し水位が下がるのでクーラントを補充します
余ったクーラントはリザーブタンクに入れました
このまま、エンジンを掛けたまま30分くらい放置しましたが、あまりレベルは下がらず
なので、200CC程追加でクーラントを作ってリザーブタンクに注ぎました

マニュアルでは、2.9L補充と書いてありましたが、2.2Lしか入りませんでした
まあ、分解しない限り2.9L全量は抜けませんてからこんなもんですかね
少しこぼれたりしたので、エンジン周りを綺麗に洗ってからカウリングを取り付けました
カウリングを取り付けてから、全体を洗車してからチェーンを掃除して以上終了です
交換したラジエーターキャップ
これが劣化して固着したりすると、かなりヤバいらしいです(サーモスタットもそうですが)
製造から既に10年以上経過しているので、サーモスタットも交換したいところですね
今回、抜き取ったLLC(ロングライフクーラント)は、非常用トイレで使用する凝固剤で固めてから
燃えるゴミで捨てます
クーラントって化学的危険性毒物なので、下水に流すと犯罪になるんですよね

ちなみに、消防法危険物第4類第3石油類に分類されるみたいで、加熱すると引火しやすい液体との事
クーラントに含まれている、エチレングリコールが可燃性で危険物らしいです
凝固剤を入れてしばらくすると、ゼリー状になって来ました
最終的には固まるので、しばらく放置します

久しぶりにバラしてみたら、ラジエーター横の防振スポンジがボロボロになっていたりと
いろいろ劣化しているパーツが見つかったので、また手配しないと~
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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (4件)

  • クーラントって、普段気にすることないから結構スルーですよね。
    前のバイクでも多分、1回交換したぐらいかも。・・・エンジンオイルと違って
    交換してもしなくても走り変わんないしね。

    桜も先出し、バイクの季節開始ですね!

  • 塞翁さん>
    そうなんですよ
    とりあえず冷却水が、アッパーレベルとロアーレベルの間にあればOKみたいな
    ただ、劣化してくると防錆性能が落ちるらしいので、やはり有る程度定期的に交換した方が良いとの事でした

    いよいよ桜の季節到来ですね!

  • エア抜きがとってもめんどうな作業なのかと思ってました。
    比較的作業自体は敷居が低そうですが、後始末がなかなか気を遣わないといけないんですね。
    べbb協になりました(*^-^*)

  • makiさん>
    わたしもエア抜きが大変そうだな~と思って躊躇していたのですが、エンジン掛けてサーモスタットが動けば良いらしいです(NINJAの場合は水温60度)
    完全にエア抜きは出来ないみたいで、走ってるうちにリザーバータンクに空気がどんどん出て来るみたいですし
    LLCは一応毒物扱い(可燃物というのも知りませんでした)なので下水には流せません
    でも固めて燃えるゴミに捨てられるというのも知りませんでした

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