最近、500ccの新型バイクが日本メーカーから次々と発表されていますね
日本での発売が開始されたものもあれば、海外でのみ発表され日本では400に排気量が
変更されて発売されるという噂があるものもありますが


こちらは、昨年のEICMAで発表され先日国内でも2月28日の発売が発表された、
カワサキZ500とNINJA500です
Z400とNINJA400が既存モデルにあるのに、なぜ今更500を発売するのか・・・



さらに、2025年8月に中国の重慶モーターショーで発表された、新型CB500SFです
日本には排気量を下げた400で登場するのでは? と噂されていますが未だ発表はありません
もし発表するとすれば、3月のモーターサイクルショーあたりが濃厚ですけどね
そこで、カワサキのZ400RSをぶつけてくる展開になると胸熱ですけど



さらにさらに、昨年のEICMAで発表され既に欧州ではデリバリーが始まっている、カワサキの
KLE500
日本での発売はまだ発表されていませんが、Z500やNINJA500がデリバリーされたので、
もしかすると日本でのデリバリーも期待出来ます



こちらは、登場が噂されているGB500シリーズ(上の写真は350です)
GB350は登場した当時からシリンダーの肉厚が異様に厚いと言われていてボアアップ前提では?
なんてずっと言われていましたから、ボアを拡げて500を出して来たとしても予定通りって感じ
ボアアップだけで、車体系はほとんど変更無しで500化出来るとすれば、価格的にも押さえた価格に
なると言う噂もあります
ここからが本題です
なぜ今更、国内メーカーが500ccバイクを国内導入し初めているのかという点です
リッタークラスに疲れた人達が、ミドルクラスの800とか600あたりに降りて来ているというのも
実際にあると思いますが、半分の500クラス行きます?という素朴な疑問もあります
今更ですが、400ccクラスというのは日本だけの言わばガラパゴス排気量なのですが、そもそも
海外では免許制度の関係から400ccという中途半端な排気量にする意味が無いのですよね
ちなみに下が日本と欧州(EU統一規格)の、バイク免許制度の比較表です
| 項目 | 日本(2025年4月~) | EU(統一規格) |
| 区分基準 | 主に排気量(cc) | 出力(kW)・出力重量比・年齢 |
| 主な区分 | 原付 小型(~125) 普通(~400) 大型(無制限) | AM(~50ccまで及び最高速45Km/h以下) A1(125cc以下/ただし11kW以下) A2(排気量の制限無し/ただし35kW以下) A(出力制限無し) |
| 年齢制限(一般) | 小型16歳~ 普通16歳~ 大型18歳~ | AM:16歳~ A1:16歳~ A2:18歳~ A:20歳~ A2免許取得2年後より取得可 |
| 特徴 | 自動車免許で125ccまで可(改正後) | 段階的な免許取得(2年間の経験)が主流 |
| 高速道路 | 126cc以上(AT・MT区分有) | A1以上で走行可能(国により異なる) |
| 取得方法 | 教習所が主流、試験場での一発試験 | 教習所(国による)+試験 |
GoogleのAI先生によると、日本は排気量で明確に分けられているのに対して、EUでは出力が
重視されているとの事
日本で言うところの中型免許に該当するのはA2免許になる訳ですが、出力35kW(47馬力)
以下となっています


実は、排気量が689ccのヤマハ TRACER-7 は、最大出力が54.0kW(73.4PS/8.750rpm)のモデルと、
限定パワーバージョン(35.0kW(47.6PS)/7,750rpm)の2種類が用意されていたりします
当然ながら限定パワーバージョンはA2免許用という事になりますが、現在のバイクは電子燃料
噴射なので、ECUのセッティングだけで出力を変更出来てしまいますから、排気量の大きさは
ほぼ関係無くなってしまうんですよね(限度はありますが)
で、ここまで日本と欧州の免許制度の違いを解説してきましたけど、何が言いたいかというと
2025年4月から原付免許制度が改正されて、原付が125ccの4kW以下に出力制限されたものが
運転可能になりました
という事は、もう排気量制限はあまり意味が無いと言ってる様なものですから(そうか?)
実は、免許制度を欧州に合わせた免許制度に変えようとしているのではないかと勘ぐっている
訳ですね(あくまで個人の希望的な予測ですが)
メーカー的にも、欧州と日本で仕様を大きく変える必要が無くなりますから、製造コストを
下げられるし(国によって保安基準の違いはあるので細かい仕様は違って来ますが)考え方と
しては、出力で制限を掛けた方が合理的と言われています
そもそも日本の自動車やバイクの排気ガス規制って、米国ではなく欧州の規制とほぼ同じなん
ですよね
最近は米国の方が規制が緩いので、欧州に売るためにはそちらに合わせないといけないという
のが主な理由でしょうけど
もし中型免許でもTRACER 7や500ccクラスが乗れるとなると、選択肢が拡がりますから販売増が
見込めるというメリットはありそうですよね(景気刺激策としてやってほしいところ)
日本独自の400cc文化が消えてしまうというのも、少し寂しい気もしますがバイクに乗りやすい
環境に少しでもなるなら(販売価格が抑えられるのなら)やってほしいと思いますよね
ただし、EUと同じ免許制度になっちゃうと、現行のZX25RとかZX40Rなんかは出力
制限を超えていますから乗れなくなっちゃいますけどね(笑)
高市早苗総理は、若い頃にZ400FXで、奈良の自宅から神戸大学まで通学していたという方
ですから、バイクや車に乗りやすい法制度に改革してほしいな~と少し期待しています
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