昨年のモーターサイクルショーで出品されていた、KLX230が昨年末に発売されました
ラインナップは、KLX230とKLX230S、それにKLX230 SHELPAの3機種
モーターサイクルショーとモビリティーショーでは、KLX230とモタードのSMは出品されて
いましたが、SHELPAに関しては出品も関連情報も出て無かったんですよね
KLX230は軽量オフロードモデル、KLX230Sはシート高を下げて乗りやすくしたモデル、
SHELPAはトレッキングモデルとしてコンセプトが明確に分けられています
特に注目なのは、セローの対抗馬として以前存在していたSHELPAが復活した事
第51回東京モーターサイクルショーに行って来ました その2
続きは、デイトナさんのブースから デイトナさんのブース入口に、なんとYouTuberの「せんちゃん」がお出迎えしてくれていました 数年前からチャンネル登録して動画を見…
上の写真は、1997年に出た初代スーパーシェルパ KL250-G1
角目が流行っていた時代ですね~
見た目、エンジン以外はセローに似てますね(まあ、そういうコンセプトだし)
エンジンのDOHCヘッドだけ、やたらとデカくて目立ちますが
そして最終型となった、2007年型のKL250GE
シェルパと言うと、個人的にはこのモデルが凄く印象に残っているんですよね
最高出力が26ps/8000rpmもあるエンジンを積んでましたから、パワフルという
評判でしたが、あまり燃費が良くないと言われていました(セローが良すぎ?)
排気ガス規制の厳しくなる2008年を境に、インジェクション化される事なく終わって
しまったんですよね
セローは、2008年型からインジェクション化されましたから(わたしの乗ってたやつ)
それが、2024年12月に空冷230ccのエンジンを積んで帰って来ました
DOHCからOHCになりパワーが26psから18psにダウンしましたけど、最新装備を身にまとっての
再登場です
カラーは、ミディアムスモーキーグリーン、ホワイテッシュベージュ(個人的にはこれが好き)、
ミディアムクラウディグレーという、いま流行りのアースカラーってやつですね
エンジンのベースは、基本的にW230と同じものだと思われますが、ギア比とかいろいろ変更
されて最適化されているみたいです
6速ギアでABS付きなのですが、ABSは前後輪のキャンセル機能付き
さらに、最近当たり前になってきた、スマートフォンコネクト機能も付いてます
ハンドルはテーパーハンドル装備だし、エキゾーストパイプはステンレス製なので錆びに強いし、
フレームは高張力鋼ペリメターを使用したセミダブルクレードルで、シャンパンゴールドに塗ら
れていて、なんかお洒落ですよね
ハンドルの固定が4箇所でされてるって、あまり見ませんね~(振動対策なんでしょうか)
しかもハンドル端にウェイトらしきものも見受けられます
ハンドルガードも、金属製ステーで全体を覆っているので衝撃にも強そうですし、なんと
ステーが2分割になっているので、壊れた際に交換も容易そうです(部分交換出来そう)
メーターも液晶でギアポジションと燃料メーターまで装備されてます(ロードバイク並み)
オフ車ってハンドル回りは、いたってシンプルな場合が多いんですけど、SHELPAはなんか
ぎゅっと詰まってる印象です
旧スーパーシェルパには無かった、セローと同じ様なスタックバーを装備してます
ウィンカーは可倒式だし、セローのちゃっちいウィンカーと比較すると高級感すらありますね(笑)
ヘッドライトは、もちろんLED
セローユーザーは、このメーターは見てはいけない!(笑)
燃料計やギアポジションインジケーター他、各種情報が表示されるメーターになってます
ついでに、タコメーターもあると最高なんですけどね~
エンジンは230ccのOHC(たぶん2バルブ)でぎゅっと詰まってる感じがいいですね
チェーンやシフトペダル周りもシンプルで整備がしやすそうです
エキゾーストパイプは、まさかステンレスですかね? もしそうならコスト掛かってますよ
セローなんて、新車からしばらく乗ると錆びて赤くなっちゃいますからね~
KAWASAKIさん、よくわかってらっしゃる
ブレーキは全後輪ともABS付きのペタルディスクタイプ
最近あまり見なくなってきたペタルディスクですけど、オフ車には合いますよね~
細かいところで、キャリパーの色もシルバーに塗り分けていますね(黒じゃないところが今風?)
マフラー形状が純正っぽくない感じ
ヒートガードが二重になっているので、サイドバッグとかを付ける際、新たにガードを付け無くても
いけそうなのが嬉しい配慮ですね(ちょっと洗いにくそうですが)
リンクを見せるために、タンデムステップとサイドスタンドをわざわざ外して写真撮影してますね
リアサスのダンパーはかなり太そうです
純正のアンダーガードはアルミ製ですかね?
オプションで黒いスキッドプレートも用意されてえるみたいです
唯一、燃料タンク容量がもう少しあったらな~と思ったりして(7.6Lだとちょっと少ない?)
やはり林道ツーリングとか行って、山間部に入るとガソリンスタンドが無い地域が多いので
9Lとか出来れば10Lくらいの容量があると、安心して走れますからね~
でも見た感じ、まだ増量する隙間はいっぱいありそうですね
ハンドルガードは、裏側を金属製のステーでしっかり保護されています
しかも、良く見ると二分割されていて、転倒時に曲がりそうな箇所が簡単に交換出来る
構造になっています(良くわかってらっしゃる)
こういう細かい配慮って、長く乗ってるとああ良かったって実感出来る部分なんですよね
新型SHELPAは、どこを見てもクオリティが高くて、まったく安っぽい感じがしません
NINJAも購入した時に思いましたが、KAWASAKIってボルトひとつひとつに関しても塗装や構成部品の
見せ方がうまいんですよね~
この内容で、税込み638,000円ですから安いと思います(税抜き580,000円ですから)
生産はどうやらインドネシア製みたいですね
スペック:
最高出力 13kW (18PS) / 8,000rpm
最大トルク 19N・m (1.9kgf・m) / 6,400rpm
エンジン種類 空冷4ストローク単気筒
総排気量 232cm³
内径×行程 67.0 x 66.0mm
圧縮比 9.4:1
弁方式 SOHC 2バルブ
燃料供給方式 フューエルインジェクション (ø32mm x 1)
点火方式 バッテリー&コイル (フルトランジスタ点火)
始動方式 エレクトリックスターター
潤滑方式 強制潤滑方式 / ウェットサンプ
エンジンオイル容量 1.3L
トランスミッション形式 常時噛合式6段リターン
走行性能・シャーシ
フレーム形式 セミダブルクレードル (高張力鋼ペリメター)
懸架方式 (前) テレスコピック (インナーチューブ径37mm)
懸架方式 (後) ニューユニトラック / プリロード調整可
ホイールトラベル (前) 200mm
ホイールトラベル (後) 223mm
キャスター 24.6°
トレール 96mm
ステアリングアングル (左/右) 45° / 45°
タイヤサイズ (前) 2.75-21 45P
タイヤサイズ (後) 4.10-18 59P
ブレーキ形式 (前) シングルペタルディスク (外径265mm)
キャリパー (前) デュアルピストン
ブレーキ形式 (後) シングルペタルディスク (外径220mm)
キャリパー (後) シングルピストン
寸法・重量:
全長×全幅×全高 2,080 x 920 x 1,150mm
軸間距離 1,365mm
最低地上高 240mm
シート高 845mm
車両重量 134kg(装備重量)
燃料タンク容量 7.6L
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃料消費率 (国土交通省届出値) 45.5km/L (60km/h・定地燃費値、2名乗車時)
燃料消費率 (WMTCモード値) 34.7km/L (クラス2-1、1名乗車時)
最小回転半径 2.1m
乗車定員 2名
生産国 インドネシア共和国
型式 8BK-LX232A
メーカー保証 2年
発売予定 2024年12月25日
ちなみに、ヤマハのセロー250 FINAL EDITIONのスペックは
全長・全幅・全高が 2100mm × 805mm × 1160mm
シート高 830mm
車体重量 133kg(装備重量)
最高出力 20ps/7,500min 最大トルク 2.1kgf/6,000min
燃料消費率 48.4km/L (60km/h、2名乗車時)
SHELPAマジかっこいいじゃないですか~
これ、売れそうですね
やばい、ほしくなってきた
もしも、SHELPAにしたら、セローなブログからシェルパなブログになっちゃいますね(笑)
いかんいかん、セローひと筋で行くと決めてFINAL EDITION買ったんですから浮気はいかんぞ
SUZUKIからもDR-Z400が復活するみたいですし、オフ車市場が多少なりとも盛り上がるかな~
あとは、真打ちが登場すれば完璧なんですけどね
魅力的な装備が満載で、この価格ですからね・・・ヤマハさん、新型セローいつ出すんだよ!
KAWASAKI KLX230 SHELPA公式ページ
ヤマハ セロー(XT200?) の続報も出ました
つい先日、ヤングマシンさんからWR200の続報が出たばかりですが、今度はセロー200の続報も出ましたそれが 【SCOOP!!】セロー復活は…やっぱりある?! ヤマハ新20…
ヤマハWR200シリーズの続報が出ました
※上の写真はインドネシアで市販されている2024年版WR155Rです → インドネシア ヤマハサイト ヤングマシンさんから、WR200シリーズの続報が出ましたね【SC…
新型セローは230なの?
最近、セローの噂が無いな~と思っていたら、ウェビックさんに5月28日にスクープ記事が載って いましたよ いや~気が付かなかった 記事内に写真がCG写真が掲載され…
新型WR200と、セロー200?
ヤングマシンさんから、またまたスクープ記事が出ましたね【SCOOP!!】ヤマハWRが200ccの水冷DOHCで復活?! 本格オフのWR200Rとモタード版WR200Xを大胆予測!!【YM未来予想…
コメント
コメント一覧 (2件)
詳しいシェルパの記事を楽しませてもらいました。
早速GOOバイクで乗り出し価格見てみたら70万くらいになっちゃうんですねぇ(*´з`)
セローもファイナルモデル見ると走行距離の少ない程度のいいもので70万近辺
セローの価格がまだ異常値なのかはわかりませんが同じ金額ならシェルパですよね。
ハンターカブの新車が48万って考えると・・50万でセローのファイナルモデルが乗れたらセローを選びそうです。
makiさん>
新車で買うと諸費用が掛かるので70万近くになっちゃいますよね~
でも細かいところを見て行くと、シェルパほしくなっちゃいます(笑)
レンタル出たらちょっと乗ってみようかな~なんて思ったりして
セローは、もしも新型モデルが復活したら、確実に中古車は価格が下がるでしょうから、それまで待つというのもアリですが・・
でも、あのメーターとかの装備を見ちゃうと、シェルパの方がいいな~と思っちゃいますね