実は、昨年9月にバイク用のインカムを購入しました
それまでのツーリングはソロが多かったというのもありますが、マスツーリングでもあまり
インカムの必要性は感じていなかったんですよね
一昨年からキャンプツーリングに行くようになってから、主に後輩君と2台で行く事が多く
なってくると、ツーリング途中の休憩タイミングとか、初めて行った道でどっちに行くとか
身振り手振りだけだと限界がありますから、後輩君の方からそろそろインカム買いませんか?
と提案されました
後輩君は密林でコスパ最強と言われている、大人気のAmisonという中華系インカムを
先に購入したんですよね
Amison バイクインカム 最大10人同時通話 最大通話距離2000m (Amazon)
Amison バイクインカム 最大10人同時通話 最大通話距離2000m (楽天)
これ、シングル構成での価格が1万円を切ってる上に、取り付けるためのパーツが全て
揃った状態で販売されてますから、購入してすぐに使用出来るんです
(取付アダプタも複数同梱されています)
しかも、アマゾンでキャンペーンとかタイムセールを頻繁に行っていて、最安値の時で
6千円前後くらいで購入出来ます
コスパ最強のAMISONインカムですが、FMラジオが聴けたり、グループ通話も
出来る上に、通話時間がなんと28時間と機能的に非常に優れているのです
ただし、他社製インカムと接続するための国際規格のユニバーサルインターコール・
レシーブ機能は搭載していません
この話の流れだと、私も後輩君にならってAMISONを買って取り付けた?
みたいな流れですけど、わたしは信頼の国産にしました(笑)
でも、相手が中華製だと意味無いか?
私が購入したのは、バイク用インカムの老舗サインハウスさんのB+COM ONEです
価格は34,980円です
ハイエンドのSB6XRと迷いましたが、XRはシングルユニットの価格が44,000円
機能的に6XRと遜色無いので、私はスタンダードモデルのB+COM ONEにしました
サインハウス B+COM ONE ワイヤーマイク UNIT 00081661(Amazon)
サインハウス B+COM ONE ワイヤーマイク UNIT 00081661(楽天)
サインハウス B+COM SB6XR (ビーコム SB6XR) ブラック シングルユニット 00082396 (Amazon)
サインハウス B+COM SB6XR (ビーコム SB6XR) ブラック シングルユニット 00082396 (楽天)
SB6XRとの価格差は1万円くらいですかね(差額でAMISON買えちゃいます)
機能的な差で一番大きいのは、インカム使用可能時間が6XRが22時間なのに対して、
ONEだと12時間というバッテリー容量の差です(最新Verは18時間に増えてます)
その他の機能では、聴きトーク機能がONEには無いとか、まあそのくらいですかね
ツーリング中の会話は、大抵の場合は12時間持てば大丈夫なので、泊まりの時は毎日充電を
すれば良い事ですし、実際に今まで使用していて困った事はありません(かなり持ちます)
ちなみに、音楽やスマホとの接続だけなら14時間となっています
秋に奥飛騨キャンプ場と戸隠キャンプ場に行った際、インカムを使用しながら行きましたけど、
後輩君はAMISON謳い文句の28時間というカタログ数値を信じて、ツーリング中に一度も
充電せずに使用していましたが、いつも最後の方で充電が切れちゃうんですよね~(笑)
B+COM ONEでナビと接続して、音声案内を聞きながらインカムも使用出来るので、
(同時に2つのデバイスと接続可能)すごく便利でした
たぶん、SB6XRだと聴きトークという、音楽なんかを他のメンバーにも聞かせる機能も
あるので、6XRだとナビ音声とかも飛ばせるんでしょうけどね
これが実際の製品
6XRとの見た目の違いは、アンテナの有無だけです
内容物は購入時に写真撮ってあった筈なのですが、どこかにいってしまいました
ちなみに、現在使用しているヘルメット「SHOEI GT-AirⅡ」に取り付けるには、
上記のヘルメットアタッチメントが必要になります(無くても付きますが、あればよりフィット)
ヘルメットアタッチメント SHOEI用 00081800(Amazon)
ヘルメットアタッチメント SHOEI用 00081800(楽天)
ちょっとブレてますね
アタッチメントをヘルメットサイドにあるインカム内蔵用の蓋を取り外してアタッチメントを
貼り付けて、そこに取り付けアダプターを貼り付けます
本体を取り付けるとこんな感じ
ワンタッチで本体を取り外し出来るので、とっても簡単です
一度だけB+COMを落としてしまったので、カバーに少し凹みがありますね(笑)
マイクはワイヤータイプを購入したので、ヘルメット内にマイク格納用の袋を貼り付けてそこに
入れました
くぼみがありますが、これは専用タイプのインカム用マイク取り付けスペースです
スピーカーもちゃんと溝が作ってあるので、スッキリ収まります
GT-AirⅡは、セナ社のSRLⅡという専用インカムが出ていて、それだと配線も含め
すべてヘルメットに内蔵出来るように作ってあるのですが、そもそも設計が古いし、何より
セナ社って韓国メーカーなんですよね
サポートは悪く無いみたいですが、口コミを見る限り評判はあまり良くなかったみたいなので
昨年12月に新設計のSRL3が発売になったみたいですが、どうやらNEOTEC3, GT-Air3の
専用設計みたい
SHOEIは、NEOTEC3とGT-AIR3から「SHOEI COMLINK」という名称で規格化したようです
これに、サインハウスのB+COMも参加していて、今年 B+COMSXという対応機種が
出るみたいです
おそらく詳細はモーターサイクルショーあたりでお披露目なんですかね?
接続に関する規格では、OBIとかありますけど、国際的に統一してほしいところですよね
そして、セナのSRLⅡを買わなかった最大の理由はこちら
そう、専用品を買ってしまうとツアークロスⅢでも使い回し出来ないからなんですよね
ただし、使い回すためには取付用のアタッチメント B+COM ONE用取付ベースセットが必要です
B+COM ONE用 取付ベースセット 00081685(Amazon)
B+COM ONE用 取付ベースセット 00081685(楽天)
ツアークロスⅢは、汎用取付ベースをヘルメット本体に両面テープで貼り付けます
AMISONだとオプションパーツを販売していないので、アタッチメントを買い足す事が
出来ないので、本体の使い回しが出来なさそうという理由も大きいです
ただし、B+COM ONEの価格でAMISONは余裕で2個買えちゃうんですよね~(笑)
セローでツーリングに行くときには、ソロが前提なので今のところはマイク付けていません
なので、ゴム製のB+COM ONE用 マイクレスキャップを購入してマイクコネクタに付けています
B+COM ONE用 マイクレスキャップ 1個 00081972(Amazon)
B+COM ONE用 マイクレスキャップ 1個 00081972(楽天)
マイクがあるとスマホに接続して通話も出来るのですが、まあほとんど使わないかな~と
基本、ナビと音楽が聞ければいいので
ただ、スマホの音声認識機能を使用して楽曲の指示とか、音声でお店を調べたりも出来る
みたいなので、いずれツアークロスにもワイヤーマイクを付けてみようと思っててます
SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM ONE用 ワイヤーマイクセット 純正品 00081684 (Amazon)
SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM ONE用 ワイヤーマイクセット 純正品 00081684 (楽天)
ちなみに、ツアークロスⅢにはスピーカー取付用の穴なんて無いので、通常サイズのスピーカーは
耳に当たって痛くなるんですよね(過去にいろいろ試してみました)
そこで、B+COMのオプションスピーカーの登場です
こちらがオプションで用意されているヘルメットスピーカーセット5スモール
サインハウス B+COMヘルメットスピーカーセット5 SMALL USB Type-Cプラグ 00081952 (Amazon)
サインハウス B+COMヘルメットスピーカーセット5 SMALL USB Type-Cプラグ 00081952 (楽天)
ノーマルスピーカーと厚さも大きさもこれだけ違うので、スピーカー専用スペースの無いアライでも
違和感なく取り付けできました
取り付けるこつは、なるべく耳の前側(鼻に近い方向)に取り付ける事だそうです
確かに、前側の方がより音が聞きやすくなります
実際にB+COM ONEを使用した感想は、インカムでは老舗のサインハウスだけあって、使い勝手や
機能などまったく問題ありませんね
上の写真が、ナビとの接続に使用している、Agedate Blutoothのトランシーバーです
既に販売は終わってしまったみたいですけど、繋ぎっぱなしにしても10時間くらいは持ちます
停まる度に電源は落としていないので、こまめに電源を切ればもう少し持つかもしれません
一番最初にツーリングで使用した際に、後輩君のAMISONと何回ペアリングをしても
通話が出来なくて、接続はするけど通話出来ないので、こりゃ~相性が悪いからなのか?
なんて思って一度は諦めたのですが、いろいろと調べたところ、単なるBlutooth機器として
ペアリングしてから、AMISON側でひと手間掛ければ良いことがわかってからは、
普通に使えています
ネット上では、ユニバーサルインターコール機能未搭載の他社製インカムと接続する際は、
ユニバーサルインターコール、レシーブ機能を切った方が良いとか、他の機能をオフにする
とか、まったく関係無かったみたいです
=============================================
参考までに、B+COMとAMISONとをペアリングする手順ですが
・B+COM側は、通常のスマホ接続と同様の手順でペアリング操作して接続待ち状態にする
(デバイスボタンを押しながら上に1秒間長押し)LEDが赤青点滅したら待機状態
・AMISON側は、通常のペアリング操作をして(電源ボタンとマルチボタンを同時に4秒間押す)
LEDが赤青点滅するのを確認します
B+COMとの接続が確認出来たら(AMISON側は変な日本語で音声案内されます)、BTボタン
(上面前側のボタン)を1回押して通話開始 ←この操作を必ずしないと、通話が開始されないので
当初は何回接続しても通話が出来なかった訳です
=============================================
接続出来ない原因が判明してからは、毎回のツーリングで便利に使えています
AMISONの宣伝文句では、インカム通話可能時間が28時間と書いてありますが、後輩君が
1泊2日のツーリングで充電しないで連続使用したところ、最後の方で充電が切れてしまいました
なので、28時間というのは使用状況にもよりますけど、かなり怪しいですね(中華製なので)
それと、肝心の通話可能距離ですが、AMISONが「障害物のない場所での最大通信距離2000m、
2人のインカム通話可能距離は1000m」となっています
B+COMだと「街中の下道であれば約100-200m前後、郊外の高速道路等では約300-500m前後」
となっています
最大電波到達距離が1.2Kmとなっているので、おそらく到達距離はほぼ変わらないのかなと
ちなみに下記がB+COM用アプリになります
上の画像は、B+COM U MOBILE APPというスマホからB+COMを操作出来るアプリです
わたしも実際に使用していますが、接続設定とか細かい設定をスマホで視覚的に出来るので
非常に便利です
難点としては、Blutooth接続するので、B+COMに接続したい機器が複数ある場合にはアプリを
使用出来ないという事ですかね
あと、PCからB+COMの設定変更や、ファームウェアを更新するためのソフトがB+COM Uになります
これも購入してすぐに、B+COMのソフトを最新版にアップデートしました
こういうものが充実していて、サポートが良いのが国産の良いところですよね
いまのところ、インカム機能のみで比較すると信頼性とサポートの良さでは、B+COMに軍配が
上がっていますが、たまにしか使用しない方、ソロ中心に使用する方、初めてインカムを購入する
方は、AMISONは凄くコスパが良いので、最初の一台としてはお勧めかも
本体の大きさ、オプションの豊富さ、それに信頼性とサポートの良さという点では、B+COMの
圧勝かな~と思います
追記:最近コミネからB+COMに強力なライバルが出現しました
コミネ バイク用インカム 30時間連続通話 防水性能IP67 KK-902 (Amazon)
コミネ バイク用インカム 30時間連続通話 防水性能IP67 KK-902 (楽天)
バイクウェアで有名なコミネから、バイク用インカムが発売されました
4人同時通話 通信距離1000m 30時間連続通話 防水性能IP67 で、19,800円です
形も流線型で、なかなかカッコ良いですね
価格的にも
コメント